約 41,068 件
https://w.atwiki.jp/creater_failure/pages/13.html
事例概要 VTuberとして長期の動画企画を立ち上げるも、あいついで挫折した。 経過 まず連続動画企画「企画1」を考案。公開する動画の本数は企画の内容によって変動する予定だった。 企画1の動画の長さは1本あたり20分超。 だが再生数がほぼ伸びず、また、企画を行っている自分自身が飽きてしまった。 4本目の動画まで公開、加えて2本分の動画素材を録画したものの編集せず放置した。 次に連続動画企画「企画2」を考案。全部で6本の動画を公開する予定だった。 企画2の動画の長さは1本あたり15分程度。 だが再生数がほぼ伸びず、また、企画を行っている自分自身が飽きてしまった。 2本目の動画まで公開後、新しく収録を行わず放置した。 原因 動画の長さが長すぎた。ひとつの動画あたり15~20分は視聴者にとって負担である。その結果として再生数が伸びなかった。 企画を練る段階で、その面白さがどこにあるのかの考察が足りなかった。その結果として再生数が伸びなかった。 収録と編集のスケジュールを設定しておらず、収録と編集は場当たり的にその場の気分で行っていた。これにより「今日は気分じゃないから収録(編集)しなくていいや」と放置し、長期間の放置を続ける結果になった。 動画内の発言すべてにテロップを入れていた。これにより、編集作業が重荷になった。 対処 現状は中断したまま放置している。 動画を削除するか、再編集版(動画を短くしたもの)を公開するか検討中。 対策 動画の長さをなるべく短くする。長くなりそうなときは分割する。参考文献によると、5分以内が望ましい。 フォーマットに沿った企画書を書く。ただWeb上の参考文献(例)はPR動画が多く、ネタ動画の場合どうすればよいのか定かではない。 収録と配信のスケジュールを決める。曜日を固定する。 動画内の発言のうち、必要な部分にのみテロップを入れる。 コメント 結構あるあるなんじゃないかと思います。
https://w.atwiki.jp/open-skill/pages/226.html
オフ会議議事録0521 当日はSkypeを使った参加、USTによる中継もあり。 事前に原点に戻って、ついせんってこういうスタートで、こういう思いで動き出したんだよね、という経緯をそれぞれの視点から語り合いましょう。という事で会議スタート。 いままでの「ついせん」活動について Twitter活用事例(ストーリー)を1000集めている間に、初心者の支援を目的としたオフ会(イベント)を計画する。 東京以外の地域の皆さんも参加できるよう、UST、スカイプの他、他地域での同時開催の提案あり。 全国で同時開催するTwitterイベントは未だにない試み。 大阪、名古屋、福岡と、協力者が手を挙げている。 前回までのおさらい Twitter活用事例(ストーリー)を1000集めている間に、初心者の支援を目的としたオフ会(イベント)を計画する。 東京以外の地域の皆さんも参加できるよう、UST、スカイプの他、他地域での同時開催の提案あり。 全国で同時開催するTwitterイベントは未だにない試み。 大阪、名古屋、福岡と、協力者が手を挙げている。 同時開催する会場数 Twitterのつぶやきだけならいくつの拠点で同時開催してもハッシュタグを使ってまとまりますよね。 各地域の皆さんが自分の事務所を提供して少人数でも集めて参加するようなことは可能か。 メイン会場という考え方が合わない。 オフ会という趣旨からできるだけ多くの人と同じ場所で集まった方がいい 状況によっては小さな集まりも必要か 会場を複数用意するというのは、皆さんが集まりたいから 一か所を皆で見るなら集まらなくてもできそう 配信などの技術に詳しい人をできるだけ各会場に配置するために、関東、中部、近畿、九州と、地方毎に1拠点くらいが現実的か 少人数の拠点多数よりも、大人数の少数拠点の方が、そのあとの懇親会も盛り上がりそう 会場の仕様 会場毎にUST1回線とスクリーンを準備。 Usteram配信 USTで例えば5か所で同時にライブ中継したら、全部見るのは難しいか。 USTについはいくつかPCを持ち込んでマルチスクリーンか USTは撮影側(音声含む)のスキルとか、そもそも見ている側が5カ所同時中継を受け入れられるキャパが持てるのかが心配 手の込んだ事をすればするほど、会場毎の負担が増えるのでシステムはシンプルな方がいい 物理的に参加できない皆さんは、ご自宅などで視聴することになる 東京だけマルチスクリーンを用意して、一つのメインカメラで全部画面経由で中継? 同時にお互いを見るという事?それとも一カ所をみんなで見ると言うこと? Skypeならいくつかの会場を同時には可能 USTの場合マルチタブで切り替えながらならいっぺんにでなくても同時は可能。ただ、マシンパワーとネットの回線の太さにもよりる。 USTは見ている側では動画と、それに伴うつぶやきの両方を追う必要があって情報量がとても多い 他方、配信した動画をみている人から「こっちのつぶやきは見ないダダ漏れか?」という声もあり 初心者支援という目的から照らせばUSTはあくまでも副という仕組みがよい ustの問題は遅延。音声が遅延すると議論がかみ合わなくなる。 今回の場合はTwitcastingがベターか 技術的な分部と全体の進行管理的な分部は、各会場のキーパーソン同士が打ち合わせする 本当に音声のループはやっかい。個別に見ても問題が起きる可能性があるので、映像とTLだけのほうが安全 運営形式 分散会形式で会場ごとにテーマを決めて1時間くらいで勉強会?したあと、発表。 発表する会場のUSTを他の会場はスクリーンで閲覧。 各拠点のキーパーソンが事前に打ち合わせをする必要あり 打合せはTW、Skypeで可能か 講師を立ててお勉強するのか、現時点で集まっている活用事例の発表をするのか、初心者の質疑応答? 話の中心は各会場でのリアルな会話をメインに置きたい 講義形式は一方向性すぎて魅力が小さい 今回の趣旨は事例紹介なので、それぞれの地点で個別にまとめ、それを最後にUSTで発表しあうのはどうか 活用事例の発表と初心者の質疑応答というメニューでいいか 全体進行役を立ててはじめの説明と問題提起を行いその後は各会場の座長に仕切りをお願いするという形式がやりやすい 各地座長が中心に、意見交換や事例紹介しながら参加者の課題や抱えている問題を解決して、それ自体を今回の「事例」にしたい 各地座長の方々には基本的なフローだけを共有していただく 出てきた具体的な問題に対するみんなからの解決策を、事例形式で抽出するといいか 質問が呼び水になってこんなことあった、みたいな話ができるか ファシリテーションが肝 人数が多すぎると議論にも質問にもならなくなる 単純でかつ結論が出ないようなテーマで、おおまかなシナリオは仕切り側で事前に煮詰めておくことが必要 全体進行役は始めだけではなく途中経過もいれてほしい。各会場がばらばらにならないように。 進行役、サブ、技術担当の3人は決めたほうがいい 開催日 4月24日(土)PM7時~9時です。懇親会など、その後の計画は各会場にお任せで。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/7010.html
65: モントゴメリー :2021/03/24(水) 00 18 46 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp FFR社会の情景② ——衛生観念—— フランス連邦共和国(以下、FFR)の衛生観念は、大日本帝国と同等かそれ以上の水準を誇る。 国民たちは帰宅するとまず最初に手を消毒し、可能な限り毎日全身を清める。 これらの行為を「当たり前の事」と認識し、実行しているのである。 しかし、この行為を「習慣」とするまでには長い年月と多大なる労力が必要であった。 事の始まりは第二次世界大戦時にさかのぼる。 エストシナ植民地奪還に関わる諸戦役において、フランス軍を始めとする4か国同盟軍の将兵たちが次々と倒れ出したのである。 その主な理由は、食あたりや風土病、それに感染症であった。特に開戦後にOCUの捕虜となり、この戦線に送り込まれた者たちが顕著であった。 ペタン元帥らフランス軍上層部はこれらへの対処に奔走することとなる。このままでは戦う前に無視できない割合で戦力が戦闘不能になるというのだから当然だが。 そこで元帥は気が付いた。 何故、日本軍の将兵たちは無事なのだ? 協定により、中華植民地の奪還に関しては各々の宗主国が担当するということになっている。 しかし、「監視役」という建前で少数の日本軍将兵も参加していた。そして彼らの中からは病で倒れる者はほとんど出ていないのである。 母数が少ないというのももちろんあるが、それだけでは説明できなかった。 そこで日本軍将兵の行動を観察していくと、あることに気付いた。 ——彼らは、よく手を洗っていた。 食事の前には必ずと言っていいほど手を洗い、それ以外の時でも水が手に入ったならば洗っていた。 さらに、入浴も頻繁に行っているようだ。 ひるがえって、我が軍はどうだ? ろくに手を洗わず入浴だってほとんどしない。 祖国であるフランス本土の気候ならそこまで問題にならないのだが、このエストシナの自然環境の中ではその生活習慣は致命的であった。 そこで、ペタン元帥は将兵たちに定期的に手を洗うように訓令を出し入浴も奨励した。 また、自らもそれを実行できるように清潔な水や石鹼類の確保、供給に尽力した。 これらの活動により、4か国同盟軍の疾病者数は減少していき無事に戦闘を続行できるようになった。 66: モントゴメリー :2021/03/24(水) 00 19 19 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 戦後、帰国したペタン元帥は本国においても同じ衛生方針を浸透させようとした。 しかし他に優先すべき事柄が多数あり、それに対応しているうちに道半ばで彼は「英雄」から「英霊」になってしまった。 彼の後を継ぐ形となったジョルジュ=ビドー率いるFFR政府も、国民の衛生方針については全面的に同意することとなった。 未だにエストシナ地域での戦闘は継続中である。ならば、本国にいる内から国民たちに衛生的な習慣を根付かせることは利点が多いと判断されたのだ。 しかし、それを実現させるためには超えなければならない問題が存在していた。 問題点は主に次の三つであった。 1,根本的に水が足りない 2,水の硬度が高すぎるため入浴や手洗いに適さない 3,国民の衛生に関する意識の欠如 1,の時点で既に致命的である。FFRヨーロッパ州は農業生産高も高く水が豊富だと思われがちであるが、人間が使える「安全な」水はそれほど多くはない。 アフリカ州に関して言うと北部はサハラ砂漠のど真ん中であり、中部以南もそれほど水資源に余裕は無い。 2,に関しても地形的特性によるものであり、根本的解決は不可能と言ってよい。 3,については、「どうすればいいのかわからない」というのがビドー以下FFR政府の嘘偽らざる本音であった。 エストシナで地獄を見た帰還兵たちはともかく、大多数の国民は食事の前に手を洗うことの必要性すら理解していなかったのだ。 前途多難という言葉でも言い表せない惨状であったが、ビドー大統領は屈せず実現のために邁進していった。 水資源の確保については、海水を淡水化することで賄うこととした。 この方針によりFFRの海水淡水化技術は年々洗練されていき、21世紀を迎えるころにはOCUと肩を並べるほどと形容されるまでになった。 また、この技術を用いることでアフリカ州の緑地化政策も大きく前進することとなる。 しかし、これは長期的解決策であり短期的解決策にはならなかった。 短期的解決策として採用したのは「アルコール消毒の徹底的推進」である。消毒用アルコールならば、当時のFFRでも大量供給が可能であったからだ。 そのため、義務教育の頃から国民に対して繰り返し繰り返しアルコール消毒の重要性を教育していった。 国民意識の改革については「FFR建国神話」が大きな効果を発揮した。 ——戦場で敵弾に斃れるはFFR国民にとって最高の栄誉である。しかし、感染症や風土病で苦しみながらオセアンの指揮下に「転属」するのは不名誉な事だ。 それ以前に、そんな辛く苦しい「転属」方法など御免である。 また、「転属」する際に血にまみれ臓物をまき散らすのはFFR国民の宿命ではある。しかしだからといって不潔な体で普段から過ごすのはリシュリューに対してもオセアンに対しても礼を失する行為である—— こうした関係各所の不断の努力と、国民の自発的意識改革によりFFRの衛生水準は歳を経るごとに大きく向上していった。 21世紀現在のフランスでは、親たちは遊びに行く子供たちに女神ジャンヌ・ダルクのお守りと共に ウェットティッシュ(主にアルコールタイプ)もしくは除菌ハンドジェルを持たせるのは義務と呼ぶべきものとなっている。 もちろん、大人の場合でも最低限のマナーである。 67: モントゴメリー :2021/03/24(水) 00 22 43 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 以上です。 ウィキ掲載は自由です。 雑談スレでも言ったけど、仕事でヤバい事態になりまして…。 FFRの皆さんに「夢枕占拠してるなら家賃代わりに助けてくれ⁉」と泣きついたところ 意外にも有益なアドバイスを結構もらえました。 ……が、「お礼として『我らが指揮官』を讃える新作を発表しろ」 と言ってきたので書きかけだった短編を急遽完成させました。
https://w.atwiki.jp/2007530/pages/12.html
小見出し [[リンク名 URL]http //tasogare.hariko.com/] 一人で悩まないでください、「介護は誰にでも、やってきます」
https://w.atwiki.jp/kihonshowiki/pages/22.html
〔知的財産法/特許法・著作権法〕 ☆角田政芳・辰巳直彦『知的財産法』有斐閣アルマSpecialized(2012年4月・6版) 相澤英孝・西村あさひ法律事務所編著『知的財産法概説』弘文堂(2010年11月・4版) 末吉 亙 『実務知的財産法講義』民事法研究会(2012年5月・新板)……新板は300頁ほど薄くなった。 田村善之『知的財産法』有斐閣(2010年5月・5版)……知的財産法全体にわたる著者独自の視点を貫くため、独自の構成で(不正競争防止法から始まる)各法分野を概説。 ☆紋谷暢男『知的財産権法概論』有斐閣(2012年4月・3版) 大渕哲也・茶園茂樹・上野達弘・横山久芳「知的財産法の重要論点」(法学教室連載・319号-)……特許法と著作権法の重要論点を解説。特許法編と著作権法編がバラバラに進行するので連載は少し追いかけづらい。 知的財産裁判実務研究会編『知的財産訴訟の実務』法曹会(2010年3月)……東京・大阪の地裁知財部、知財高裁の裁判官らが執筆した連載(「知的財産訴訟の実務」法曹時報58巻11号-61巻4号)を加筆・補正したもの。訴訟類型ごとに請求原因・抗弁を解説している。 グループ・スタディ・ネットワーク「知的財産法基礎セミナー」東洋法規出版(2007年10月)……特許、実用新案、商標、意匠、不正競争防止、著作権法、及び、条約について、大枠で解説している入門書。 ☆小泉直樹『特許法・著作権法』有斐閣(2012年10月予定) 〔特許法〕 ☆中山信弘『特許法』弘文堂(2012年9月・2版)……定番基本書。法律学講座双書シリーズ『工業所有権法(上)』を改題。 ☆高林龍『標準特許法』有斐閣(2011年12月・4版)……元裁判官(最高裁調査官経験者) 渋谷達紀『知的財産法講義1』有斐閣(2006年7月・2版) 吉藤幸朔著・熊谷健一補訂『特許法概説』有斐閣(1998年12月・13版) 竹田和彦『特許の知識―理論と実際』ダイヤモンド社(2006年3月・8版) 竹田稔『知的財産権侵害要論(特許・意匠・商標権)』発明協会(2007年9月・5版) 高部眞紀子『実務詳説特許関係訴訟』きんざい(2011年1月、☆2012年11月改訂予定)……知財高裁の裁判官が特許権侵害訴訟・審決取消訴 訟の実務・理論について解説した体系書。特許関係訴訟の要件事実を詳しく解説しているので実務家のみならずロー生、司法修習生にも役立つと思われる。 中山信弘・小泉直樹編著『新・注解特許法 上下』青林書院(2011年4月)……実務必携の特許法コンメンタール。図書館での参照用。 〔著作権法〕 中山信弘『著作権法』有斐閣(2007年10月)……著作権法改正にも関わった大家の決定版。『マルチメディアと著作権』岩波新書(1996年1月)は今となっては古いが名著。 渋谷達紀『知的財産法講義2』有斐閣(2007年6月・2版) 松村信夫・三山峻司『著作権法要説 実務と理論』世界思想社(2009年4月)……著者は二人とも弁護士・弁理士・ロー教員の三足のわらじを履く 実務家。ケーススタディを適宜用いており、重要な判例については詳細に検討されている。参照判例が充実。実務家らしく、実務的に問題となる点についても 「実務処理の基点(グラウンドレベル)」(帯より)を理解するのに必要な限りで触れられている。 島並良・上野達弘・横山久芳『著作権法入門』有斐閣(2009年10月)……静かなブームになっている人気の新刊。判例・通説をきっちり書ききっ ていて、それでいて飽きさせない記述が魅力的である。重要なテーマについては突っ込んで解説されている。重要判例は事実・判旨が長く引用されており、簡単 かつ適切なコメントも付されている。現時点では最高級の入門書である。 作花文雄『詳解著作権法』ぎょうせい(2010年4月・4版)、『著作権法―制度と政策』発明協会(2008年4月・3版)……文科官僚の公式基本書。入門書として、作花文雄・吉田大輔『著作権法概論』放送大学(2006年2月) 加戸守行『著作権法逐条講義』著作権情報センター(2006年3月・5訂新版)……元文科官僚の公式コンメンタール。分厚くて高い。 半田正夫『著作権法概説』法学書院(2009年1月・14版) 斉藤博『著作権法』有斐閣(2007年4月・3版) 田村善之『著作権法概説』有斐閣(2001年11月・2版) 三山裕三『著作権法詳説―判例で読む16章』LexisNexis(2007年9月・7版) 岡村久道『著作権法』商事法務(2010年11月)……弁護士による著作。図解つきでわかりやすい。第8章、第9章を著作権法の契約実務、訴訟実務(要するに要件事実)に充てているのが本書の特徴。 高林龍『標準著作権法』有斐閣(2010年12月) ☆高部眞紀子『実務詳説著作権訴訟』きんざい(2012年1月)……知財高裁の裁判官による体系書。侵害の類型(要件事実論)と侵害の成否(実体 解釈論)を分けて解説しているのが特徴。最新判例や実務経験をふまえた解釈論は参考になる。実務家のみならずロー生、司法修習生にも役立つと思われる。 半田正夫・松田政行編『著作権法コンメンタール1-3』勁草書房(2009年1月)……弁護士、研究者、その他実務家による著作権法と著作権等管理事業法の注釈書。大著なので図書館でのレファレンス用。 〔判例集・ケースブック・演習書〕 塩月秀平編『特許・著作権判例インデックス』(2010年12月)……現職知財高裁部総括判事、知財専門判事らによる、知財版「最高裁調査官解説」。最新かつ解説の分量も適量で、百選へのクロスリファレンスまであり、ロー生から実務までカバー。 ☆中山信弘・大渕哲也・小泉直樹・田村善之編『特許判例百選』有斐閣(2012年4月・4版) 中山信弘・大渕哲也・小泉直樹・田村善之編『著作権判例百選』有斐閣(2009年12月・4版) 大渕・茶園・平嶋・蘆立・横山『知的財産法判例集(補訂版)』有斐閣(2010年7月) 金井重彦ほか編著『知的財産法重要判例』学陽書房(2005年7月) 本橋光一郎・本橋美智子編著『要約著作権判例212』学陽書房(2005年6月) 小泉直樹・高林龍ほか編著『ケースブック知的財産法』弘文堂(2008年4月・2版) 大瀬戸豪志・岩坪哲『重点演習知的財産法』青林書院(2008年5月) 鈴木・井関・上野・宮脇『知的財産法演習ノート 知的財産法を楽しむ15問』弘文堂 (2009年3月・2版) 盛岡・土肥『演習ノート 知的財産法』法学書院(2006年11月・2版) 飯村敏明・設樂隆一編著『リーガル・プログレッシブ知的財産関係訴訟』青林書院(2008年5月)……特許訴訟の要件事実につき詳しく解説。 田村善之編『論点解析 知的財産法』商事法務(2009年2月)……新司法試験対策として、本試験レベルのオリジナル問題を収録。解説はもとより、論点の抽出や解答例の項も設けてある。ただし解答例はかなりあっさりしている。 執筆者によって内容にばらつきがあり、解説・答案の内容が少数説によるものもある。 はしがき→http //www.shojihomu.co.jp/newbooks/1616.html
https://w.atwiki.jp/syukatsu_sugoiyatsu/pages/30.html
※本論は、論者の主観による部分が大きく、「社会的弱者に対する偏見を徒に助長している」等の批判があります。多少穿った見方をした方が賢明かもしれません。 引用元 目的 方法調査時期 場所 被験者 調査方法 結果と考察Kの家族構成と生育歴 1998年3月(出会い) 1998年4月~11月 1998年12月~1999年1月 1999年2月~6月Table1 主な社会的スキル 1999年7月~11月 1999年12月~2000年1月 2000年2月 2000年3月~5月 社会不適応者の特徴アルバイト、クラブなどをすぐに辞める。 自分はこんなに誠実にしているのに、虐められる。 感謝しない。 反省しない。自分が悪いのに抗議したりする。 ユーモアがない。 場にそぐわない服装をしたり,態度を取ったり 友人がいない。 自分の能力をはるかに超えているような難しいこと(試験)に挑戦する 自分は他人に平気で無神経なことをする おしゃれに無頓着であることが多い。 自立していない。 しきりと自分のことを話したがる。 体が弱い。 自分に優しくしてくれる誰かにとことん頼ろうと ずうずうしいことを平気で頼む。 対人評価が極端から極端に動く。 見る人に苦しそうで淋しそうな印象を与える。 流行を知らず、話題のスポットにも行ったことがない。 ごく常識的なことも、丁寧に説明されなければ理解できない。 終わりに 参考文献 引用元 樋口 康彦 生徒指導が極めて困難な事例の研究(富山国際大学・紀要2006年3月号) http //www.tuins.ac.jp/jm/library/kiyou/2005kokusai-PDF/higuchi3_.pdf 目的 担当した学生が、周囲の社会環境に対し不適応をきたしており完全に孤立してしまっているが、そのことをまるで自覚しておらず改善する様子を見せないとする。懸命に、現状に気づかせようとするがその学生の心は固く閉ざされており、意見が入り込む余地はない。そのような時、教師は、どのように指導していけばよいのであろうか。 そのことを考える前に、そもそも彼らは、知能に問題があるわけではないのになぜ社会的環境に適応できないのであろうか。それには大きく分けてふたつの理由が挙げられる。まずひとつ目として、対人関係をうまくこなすための技術である社会的スキルをそれまでの人生で十分に学んでこなかったことが考えられる。そしてふたつ目としては、人生のどこかの時期で不適切な対人反応を身につけてしまったことが考えられる。そこで、不適切な対人反応を消去し、社会的スキルを学ばせて、対人反応を変えていくように指導していかなければならないということになる。しかし、そのようなことが果たして可能なのであろうか。 一般に、社会的スキルは、性格や知能のように変わりにくいものではなく、裁縫の技術、パソコンの操作技術などと同様,訓練によって容易に改善することができると考えられている。そして実際に改善されることは日常よく見られる。例えば、接客関係の会社の社員研修会で愛想の悪い人を愛想のよい人に変えるといったことはその好例であろう。 人は幼年期・児童期においては「自分」が全てである。やがて成長するにつれて,「自分が全ての世界」に「社会」が入り込んでくる。予防接種を受けた人だけが感染を免れるように、自分の中に社会を取り込んだ人だけが社会不適応者にならずにすむ。心の中に社会を持ちこみ,その内なる声に従って行動することが大切である。人間関係は共通のルールを共有して初めて成立する。社会的スキルを高め、社会から受け入れられなくてはならない。 本論においては社会不適応者を、社会的スキルが低いため社会生活を営むのが著しく困難な人、または人と交わる能力が欠けていて自分の世界でしか生きていくことが困難である人、と定義し、その事例研究を行う。不適応な学生をこれまで何人か担当したが、特にこの事例を取り上げるのは、印象深い事例であったからであり、また典型的な「指導が困難な事例」であったからである。従って、その中に今後の参考になるいくつかのヒントがあると考えたのである。どんな学校にも一定の割合で社会不適応な学生は存在する。不適応な学生に対応することは教師の使命であり、その時の一助とするためにこの研究を行う。 方法 調査時期 1998年3月- 2000年5月。接触期間は2年強である。 場所 関西地方に所在する私立A 大学。 被験者 A 大学の文系学部に在籍する男子学生。本論ではプライバシー保護のためK と記す。この間K は大学3年~4年(20~22 歳)であった。本論の調査者(以後H とする)と出会った時の年齢は20 歳である。 調査方法 調査期間におけるK の言動を分析する。 結果と考察 Kの家族構成と生育歴 近畿地方の某県で生まれる。K が生まれた直後に両親が離婚し、自営業を営む母親と二人の家庭で育つ。 私立高校から私立大学へと進学する。学力は下位で得意科目は特にない。高校時代はノイローゼにより精神病院への通院歴がある。 身長は175cmで、やや痩せている。 知能は正常である。Cattel-CF テストにおいてはI Q =100 程度である。 クラブ活動はしておらず、好きなテレビ番組、好きな音楽などは特にない。 友人はほとんどおらず、毎年年賀状は1 枚も出さない。また女性との交際歴はない。 (2 )以下にK の言動のうち主だったものと、H の感じたこと、および行った指導内容について記述する。 1998年3月(出会い) (K の言動) H のゼミへの所属を願い出るため研究室を訪問したK と初めて会う。K は暗く、疲れた表情をしており、一見弱々しい印象を受けた。いきなり「先生はどこの大学を出ているんですか」と質問した。その後、初対面であるにもかかわらず、自分が今までの人生でどれだけひどい目にあってきたかについて熱弁し始めた。話の区切りでは「こんな話、していいものか… … 」と言うのをためらっている素振りをするが実際は言いたくて我慢できないことが見て取れた。全く友人がいないこと,虐められていたことなど,『言わなくてもいいこと,言うと自分が不利になるようなこと』を自分から進んで言ってしまう。そして、もっとレベルが高い他の大学への編入を希望しており、その勉強を続けていると語った。ちなみに2年生の時も編入試験を受験したが、失敗したとのことである。 (H の所感) 苦労のほとんどはK の非社会性(非社交性)が原因だと思われる。自分の問題点に気づかず、周囲の人が冷たいとしか考えていない。楽しい思い出が少ない上、自分が悪いとは全く考えていないため被害妄想的な人生観を持っている。また、さほど親しくない人に大事なことをいきなりしゃべってしまうという点で自己開示が著しく不適切である。社会不適応者は小中高や社会人時代は周囲から虐めの対象にされやすいが、大学はいわば虐めの空白地帯なので何とかやっていけているのだろうと思われる。 (H の行った指導) この時点では特に何も行っていない。 1998年4月~11月 (K の言動) H が場を和ませようとして、簡単に答えられてかつ話しが膨らみそうな話題を選び話しかけるが、何を聞いても黙りこくって考えこむか、支離滅裂(聞いていないことを答えるなど)なことを答えるか、話の腰を折るかで全くコミュニケーションが成立しない。会話はいつも以下のような感じである。「音楽は何が好きなのかな? 」「僕、音楽はあまり聴かないんで」「テレビは何が好き? 」「僕はあまりテレビとか観ないんで」質問に対し的確に答えないことは結局、付き合いの最後まで続いた。また、話が回りくどいという特徴が見られた。それからK は携帯電話を所有していないことがわかった。母親以外の人から電話がかかってくることはないから、持つ必要がないとのことである。また今までの人生で、友人と食事に行ったり飲み会などをしたことが一度もないと言い、H を驚かせた。結局他大学への編入には失敗し,大学院進学に進路変更する。H には,不合格だったとは言わないで,「受験先の大学が合否の結果を知らせてこない」と報告した。 (H の所感) コミュニケーション能力が欠如しており、言葉のキャッチボールができない。話しかけてもまともに受け答えできないので、自然と誰からも話しかけられなくなり、孤独を余儀なくされていると思われる。 (H の行った指導) 話しかけてきた人にはきちんと返答しないと失礼だという意識を植え付ける。話しかけてくる人は必ずしも話がしたくて話しかけてくるわけではない、また知り合いとすれ違った時、天気の話をするのは天気の話をしたいからではない、全ては人間関係を円滑にするために行うのだということを教える。また、自分が他者に与える印象をうまく管理するように指導する。 1998年12月~1999年1月 (K の言動) わからないことがあるので教えてほしいと言って、しきりにH の研究室へ訪ねて来る。しかし、質問はどれも本やインターネットで調べれば簡単にわかることばかりである。そして質問が終わると自分のお気に入りの話をH に聞かせる。「遊びたい気持ちを我慢してこんなに大学院受験のための勉強を頑張っている」「高校時代全然頑張らず,推薦入試でこんな大学に入学してしまったが,とにかく今度は悔いを残さないように頑張りたい」という話がお気に入りであり、いつもその話の繰り返しになる。また頻繁に自分の大学をレベルが低いとばかにする。それから、さほど大したことではないことに「自分は苦労した」「大変だった」と言う。例えば中学・高校時代、親に受験のことで口うるさく言われたことや、大学受験のため希望する大学に電話で問い合わせたこと,願書を買いに遠方の書店まで出かけたこと、模擬試験を受けたこと、などがK にとってはとてつもない苦労であるらしかった。また、距離が近づくとK はH の体にしきりと触ってくる(ボディタッチ)。 (H の所感) 同年代の友人ができない。触れ合いを実感できる人間関係とは無縁の学生生活を送っていると思われる。学校で、友人たちとの触れ合いを求めるのではなく、教師との触れ合いを主に求めるのは学校不適応学生の特徴である。また、つまらないことで大変だということから、これまで苦労らしい苦労をしたことがないのだろうと推測される。それから、心理的にも物理的にも他者と適切な距離を取ることができない。 (H の行った指導) 自分の所属している大学には愛着を持たなければならないこと、悪く言うのは自分も傷つけることになるのだということを指導した。クラブ活動や、大学祭の実行委員などを行い、友人を作る機会を設けてはどうかとアドバイスした。ボディタッチに関しては、不必要に触らないようにと言うと、K を拒絶しているように受け取られてしまい関係が悪くなると考え、敢えて何も指導しなかった。 1999年2月~6月 (K の言動) H に対し礼を欠いた発言を連発する。例えば,「先生は男子学生より女子学生としゃべっている時の方が楽しそうですね」、「友だちが、先生の授業のことを下らないと言っていました。あんな授業受けても時間の無駄だと言っていました」といった具合である。またゼミを無断で欠席し,後日その理由を尋ねると「なんとなく行きたくなかった」などと答える。暴言の一方で,先生と飲みに行きたいとか,一緒に食事に行きたい,などと言う。また、表情コントロールが不適切である。例えば課題を出されると遠慮なしに嫌な表情を浮かべる。ある時、たまたま他の学生としゃべっているとK のことが話題に出た。ほとんどの者は一度も話したことがないにもかかわらず全員がK のことを知っており、また揃ってネガティブな印象を抱いていた。このことから外見で損をしてしまっていることがうかがえる。 (H の所感) 暴言に辟易した。しかしK には怒らせているという自覚はないと思われる。子どもと一緒で言っていいことと悪いことの区別ができないのだろう。このような言動のベースにあるのは自分の母親に甘えるような感覚で他人に甘える感覚である。「どんなことをしても他者は自分を見捨てることはなく,いつも自分の味方になって,助けてくれる」と考えているのではないだろうか。またK は相手の反応の読解力も低い。相手が内心嫌だと思いながら社交辞令として愛想よく対応をしてくれているだけなのに、自分といることを楽しんでくれていると勘違いしている。それから表情コントロールは成熟の指標である。それが適切にできないことから社会的成熟がかなり遅れていると思われる。 (H の行った指導) 若者らしいさわやかな服装を心がけるように指導する。Table1 に示される社会的スキルの習得を進める。この中で特にK にとって大切なことは外見を明るいイメージに整えることと、他者との距離の取り方を覚えることである。 Table1 主な社会的スキル 適切な服装。身だしなみ。 礼儀作法、挨拶、お礼、敬語、社交辞令。 適切な会話の運び方。相手に関心を示す。相手を認め,褒める。相手に警戒心を起こさせないよう、気楽な雰囲気を作る。不快感を起こさせない。気まずい沈黙を作らない。 適切な情報の取り方、伝え方。質問をする。 印象の管理。責任感がある,誠実,優秀といったプラスの印象を貯金する。無責任,不誠実、精神的に不安定、無能などマイナスの印象を持たれないよう気をつける。 適切な仕草をする。人の仕草の読み取り方(分析力)。← 非言語コミュニケーション 話の聴き方。人の話をうまく聞く。相手の話を中断しない。理解していることを伝える。 適切な自己表現(自分に不利なことは言わない。自慢をしない… … )。 社交辞令の裏にある相手の本心を見抜く。 仲間に入り方。 適切な誘い方。適切な断わり方。 適切な振るまい。自分をモニタリングする能力。無意識のうちに不適切な行動を取っていないか確かめる(悪気はなくても不適切な言動で不快感を与えていないか)。場の空気を読む。 問題処理の仕方。うまく助けたり助けを求める。 社会ルールについての知識を持ち、守る。 自分の感情を認識し、コントロールする。行動、表情をコントロールする。 求められている役割を知る(役割認知): 信用の貯金をする。 自分を動機付ける。 他者と適切な距離を取る。 1999年7月~11月 (K の言動) 卒論調査用のアンケート用紙を,「H の許可を得ている」と嘘をつき,事務部のコピー機を使って勝手に印刷する。またH には、授業時間を利用してアンケートを取らせてくれと執拗に迫る。すぐに補講期間になると,テストの時に、テスト用紙と一緒に自分の作ったアンケートを配布してデータを取らせてくれと言う。やがて夏休みになると、昼夜を問わずH の携帯電話に頻繁に電話をしてくるようになった。そして挨拶なしでいきなり用件から話を始める。朝起きると,携帯電話の着信履歴(20 件まで記録可能)が全てK の電話番号で埋め尽くされていたこともある。ちなみにその時かけてきた時間帯は夜中から明け方にかけてである。また,これまで誰からももらったことがないほど長文の電子メールを送ってくる。H が一通も返事を出していないにもかかわらず、一方的かつ矢継ぎ早に一日に最高56 通もの電子メールを送ってきたこともある。内容は主にその時々に感じたK の思考の断片である。また、割と親しくしているある教員の自宅に深夜2 時に電話をしたらしい。大学院の入試に失敗する。しかしH には,「受験先の大学院が合否の結果を知らせてこない」と報告する。この後公務員になることへ進路変更する。 (H の所感) 通常、電話の時間・回数は相手との距離に合わせて調節するものだがそれがまるでできていない。対等か非対等か、非公式か公式かなどの次元に従って、人との関係を一瞬で判断し、言葉遣い、態度などを適切に決めることが大切である。この他者との距離の取り方を社会的スキルのない人は読み違えるのだろう。 (H の行った指導) 前の期間と同様に、社会的スキルの習得に努めさせる。 1999年12月~2000年1月 (K の言動) K がH の自宅前で待ち伏せするようになる。ちなみに自宅の住所は年賀状を書くから教えてほしいというので教えたものでる。決まって、物陰に潜んでいて、そこから不意に現れる。そしてH の目をじっと見詰めて,「自分がわからなくなった」などと言って急に泣き出す。大学院を再度受験するが不合格となる。しかし、H には「受験先の大学院が合否結果を知らせてきてくれない」と報告する。 (H の所感) K にはストーカー的要素がある。男同士で恋愛感情が絡んでなくても、待ち伏せされたりしつこく付きまとわれると、かなり不快であった。この時期、K の執拗な付きまとい行為にややノイローゼぎみになった。自宅に近づくだけでまた待ち伏せされているのではないかと不安が増し、鼓動が高くなり苦しくなることも度々であった。 (H の行った指導) 自宅ではなく、必要なことは学校で言うように、また他者のプライバシーに配慮するようにと指導する。しかし実際のところは指導するというより、K を避けるので精一杯である。 2000年2月 (K の言動) 卒業論文を提出する。文法に間違いが多く、日本語として意味の通っている文章の方が少なかった。また,日本語に存在しない奇妙な言葉を頻繁に使用していた。それは漢字を任意に2 ~4 語つなぎ合わせてオリジナルの日本語を作っているのだった。論旨は支離滅裂で読み手のことをまるで考えておらず、全てが独り善がりで意味不明であった。この時期,公務員試験の模擬試験を受験したがH が結果を尋ねると,「模擬試験の業者が結果を知らせてこない」と報告した。 (H の所感) 彼が書いた卒論には、内面の混乱ぶりが現れており、彼の生き方そのものを象徴していた。(H の行った指導)K を避けるのに精一杯である。 2000年3月~5月 (K の言動) 最後に見たのは大学の卒業式直後でK は図書館の中で険しい顔で公務員試験の勉強をしていた。H はその孤独な姿を見て胸が締め付けられる思いがした。H はK に声をかけず、その場から立ち去った。大学を卒業し、公務員試験受験のための専門学校に入学した後も、K はH に対し頻繁に電話をしてきた。最後の言葉は「友だちができないんです。もう学校を辞めたい」という社会不適応者を象徴するものであった。 (H の所感) 大学院や公務員を執拗に目指すのは偶然ではないと思われる。自分には、仕事が厳しい民間企業で働くのは無理だと薄々気づいているのではないだろうか。それから、母親の対応には疑問が多い。卒業時22 歳であったが、母親は25 歳くらいまで公務員試験の勉強を続けていいと言っているとのことであった。ずいぶんと甘く、また認識が低いと言わざるを得ない。K の実績・実力から言って、あと3年間勉強に専念しようとも合格はかなり難しいということを理解していないのであろうか。また、受験専門の予備校的な学校では友人など作る必要はないのではないだろうか。 (H の行った指導) K のこれからの人生は公務員試験に合格できるかどうかにかかっているから、頑張るようにと励ました。関わりを終えて、何とも虚しい思いが残った。結論として、指導の効果はほとんど全くなかったと言える。 社会不適応者の特徴 社会不適応者は姿形こそ異なるもののまるで同じ人かと思うくらい共通の特徴を示す。それを以下に示す。一般にカテゴリー化、差の強調は差別に繋がる。しかし教育とは「気づかせる」ことであろう。気付けばその瞬間から改善が始まる。彼らは主に精神障害者の特徴ではなく、子どもの特徴を示している。つまり、わがままで独り善がりなのである。彼らが社会的に未熟であることに気づけば不適応者から脱却できるかもしれない。反面教師として役立てるために敢えて大学生によく見られる典型例を記す。 アルバイト、クラブなどをすぐに辞める。 また、円満退職ではなく遺恨を残す辞め方をする。アルバイトはしていないことが多い。従って、いつも自宅にいる。 (解説) やめることでとりあえずは人間関係の葛藤から開放されるが、本人に問題がある以上どこに行っても同じ問題が起きる。人間関係をリセットするために引っ越しを繰り返したり、携帯電話の番号やメールアドレスを頻繁に変えることもある。暇を持て余しているのにアルバイトをしていないことが多い。人と接していい思いをしたことが少ないため,一種の条件反射で対人接触をなるべく避けようとするからである。 自分はこんなに誠実にしているのに、虐められる。 「自分はこんなに誠実にしているのに、虐められる。回りは冷たく、意地悪な人ばかりだ」と主張する。自分がなぜ嫌われるのかについての反省はなく、一日中、身の回りの全てを対象に悪口・愚痴に明け暮れる。つまり被害者意識が極めて強い。 (解説) 自分が世間に合わそうとするのではなく、世間が自分に合わせてくれることを期待している。淋しさから人と仲良くなりたいがその思いはどこか歪んでいるうえに、人と付き合う正しい方法を知らないためいつも拒絶され,うまくいかない。そこで心の中に,怒りを溜めこんでいく。「また駄目だった。また受け入れてもらえなかった」という絶望感から他者に対して攻撃的になることがある。つまり今まで溜めた怒りはいつでも,新たに出会った人めがけて噴き出す準備がなされている。見方を変えると,親が悪い,学校が悪い,先生が悪い、そして虐められてかわいそうな自分、という図式に当てはめることで心のバランスを取っているのである。それから他者ではなく自分に対して攻撃的になることもある。 感謝しない。 一方的に自分が何かをしてもらうのが当たり前だと考えている。 (解説) 彼らにとって、対人関係は親子関係の延長である。常に自分が得をする側に回り、しかもそのことを悪いと思わないし、誰かの世話になっても感謝することはない。 反省しない。自分が悪いのに抗議したりする。 (解説) 親の甘やかし,放任されて躾られていないこと,経験不足などが原因で,正しい考え方が身についていない。つまり、非常識で甘えている。社会(特に身近な他者)を母親(= 自分を甘やかしどんな時でも受け容れてくれる存在)と混同している。自分のわがまま・甘えを受け容れてくれない人や集団に対しては攻撃的になる。常に自分は施され、甘える側にいなければならないからである。 ユーモアがない。 自信がなく消極的で、マイナス思考である。 場にそぐわない服装をしたり,態度を取ったり 場にそぐわない服装をしたり,態度を取ったり,字を書く(自分のことを判断されるような大事な書類も汚い字でぞんざいに書いたりする)。子どもっぽくて非常識な言動が多い。 友人がいない。 いたとしても自分と同じような社会不適応者と傷を舐め合っているだけである。ただし彼(彼女)がどんな人かわからない最初のうちだけは,みんなの輪の中に入っていることがある。他者から相手にされないので、人付き合いに興味がない振りをしたり、群れている人たちをちゃらちゃらしているとバカにしたりする。また、もてないのがわかっているので、異性に興味がない振りをしたりしている。あるいは一日中、異性の話ばかりしているが、全くもてない。 (解説) 友だちがいない原因は友だちがいないことである。スポーツやテーブルゲーム(将棋など)でも練習相手がいて実践を積むからこそテクニックを吸収して上達する。しかし、練習相手がいないために彼らの人づきあいの技術はいつまでたっても下手なままである。従って友人ができにくい。人付き合いが苦手なことに気付いていなかったり(自分が周囲とうまくやれないのは周囲の人が悪いからであり、自分に原因があるとは決して考えない)、気付いていても直す気がないことが多い。 自分の能力をはるかに超えているような難しいこと(試験)に挑戦する 自分の能力をはるかに超えているような難しいこと(試験)に挑戦する、と言い出す。今までの人生が楽しくなかった分、生まれ変わり願望が強く、そのきっかけになるのが何かの試験であり、それに合格すれば全てが劇的に変わると思っている。人とのふれあいで幸せを引き出せない分、出世したい、自分のことを馬鹿にした他人を見返したい、変身したい、という気持ちが人一倍強い。また、自分自身が問題を抱えていたり自立できていないにもかかわらず、人の役に立ちたいという強い気持ちを持っていることがある。公務員、人を助けるボランティアの要素が高い仕事(カウンセラー、ソーシャルワーカー、教師)、外国語を使う仕事、外国でする仕事に対し強い興味を示すことがある。また、将来の目標、就きたい職業が頻繁に変わることが多い。 (解説) 難しいことに挑戦したがるのは、他人が見えていない人は自分のことも見えていないからである。空想と現実をごちゃ混ぜにし、自分の理想を現実に押し付けようとしている。また、社会不適応者は語学力はさほどではないにもかかわらず、日本でうまくやれていない自分をリセットし、やり直す場として外国に夢を馳せていることがある。 自分は他人に平気で無神経なことをする 自分は他人に平気で無神経なことをするにもかかわらず、自分が同じことをされると非常に怒る。 (解説) 自分のことは棚に挙げる。 おしゃれに無頓着であることが多い。 (解説) そもそも自分が他者からどう思われているか、どう見られているかにあまり関心がない。社会との協調性が薄れており、回りの目を気にしない。 自立していない。 (解説) 金を遣うのは簡単だが稼ぐのは大変である。特に社会からお金を得るのは社会不適応者にとって並大抵のことではない。金を稼ぐには人の役に立たなければならない。彼らは自分が抱えている些細な問題に精一杯で,他人に奉仕するどころではない。また、自分で人生を切り開くような逞しさはない。社会不適応者が自立するためには数多くの殻を打ち破らなければならない。 しきりと自分のことを話したがる。 また大量の手紙や電子メールを送ってくる。内容はふと思い浮かんだ思考の断片、身辺雑記、自問自答、などで他人に見せる必要のないものが多い。 体が弱い。 「今日はお腹が痛くて… … 」,「今日は頭が痛くて… … 」,「今日は寝不足で… … 」などと毎日のように体調不良を訴える。 (解説) 気合が入っていないことへの自己弁護であるし、みんなから気にかけてもらいたいという無意識の現れでもある。また,自己管理能力が欠如(不規則な生活,明朝早起きしなければならないことがわかっていても夜更かしする)していて自分で体調の管理ができない場合もある。 自分に優しくしてくれる誰かにとことん頼ろうと 自分に優しくしてくれる誰かにとことん頼ろうとし、結果として拒絶されてしまうことが多い。 (解説) 大したことではないのに、すぐ「裏切られた」と言う。カウンセラーとトラブルを起こしたりする。実際は裏切られたのではなく例えばカウンセラーの都合や私生活に配慮せず、しつこくつきまといすぎたために拒絶されただけである。 ずうずうしいことを平気で頼む。 または当然の要請も遠慮してしない。 (解説) 人との距離感がないので、距離に応じた要請ができない。これくらいのことは頼んでいいだろう、このくらいの要望はきいてもらえるだろうといった、他者との距離の正しい測定ができない。 対人評価が極端から極端に動く。 理想化して「あの人は最高、すばらしい」と言っていながら翌週には「最低の人、もう顔も見たくない」などと言う。それゆえに対人関係も不安定である。 見る人に苦しそうで淋しそうな印象を与える。 疲れ果てた暗い表情をしている。もしくは、子どものように幼い外見の場合がある。 (解説) 毎日が充実し、楽しい生活を送っていないと、活き活きした表情・外見にならない。 流行を知らず、話題のスポットにも行ったことがない。 (解説) 誘われないからほとんどどこにも行ったことがない。学校と家を往復しているだけである。麻雀などはできない。麻雀を覚えるには少なくともそれに誘われる程度の人望が必要である。 ごく常識的なことも、丁寧に説明されなければ理解できない。 (解説) これくらいのことはいちいち言わなくても理解しているだろうと高をくくっていると驚かされることになる。 終わりに 社会不適応者を受け持った教師は最初「淋しそうでかわいそうだ」と言い,「教育の力で変えてあげたい」などと言うが、接し始めて半年もすると「指導が困難である」,「全く効果がない」としか言わなくなる。老人介護と同じで生半可な覚悟では社会不適応者と接することはできない。人はみな、社会不適応者として生まれてくる。勇気を持って他者と触れ合って、経験を積み重ねて、はじめて社会適応者になれる。人との交流だけが持って生まれたいびつさを矯正してくれる。心が社会に向けて開かれおり、そして自分の非を謙虚に認め改善して行く姿勢があれば、失敗を繰り返しながらもだんだん良くなって行くであろう。しかし閉じられていて、全てを他人のせいにしている限り良くはならないと思われる。人間関係の葛藤は時間と労力の無駄である。社会不適応者は自分のエネルギー・時間を戦う必要のないものと戦うことで使い果たしてしまい、疲労困憊してしまっている。自分が原因で問題を起こし、疎外され、傷つき、苦しんでいる。一方、社会的スキルの高い人たちは社会を味方につけて、周りに溶け込んで、社会を楽しんでいる。 日本のような自由で豊かな社会に生まれていながら青春・人生を楽しめないのは実に惜しいことである。それゆえに、教師は生徒指導の一環としてまずは現状に気づかせ、少しでも社会的スキルを高めるよう指導していくことが望ましいであろう。 参考文献 菊池武剋(編著) 2000 生徒理解の心理学 福村出版 坂本清治 1999 生徒指導論 学事出版 高橋 超・石井眞治・熊谷信順(編著) 2002 生徒指導・進路指導 ミネルヴァ書房 坂本昇一 1990 生徒指導の機能と方法 文教書院 木原孝博 1996 現代生徒指導の理論 明治図書 小林利宣・倉田侃司(編著) 1992 生徒指導 ミネルヴァ書房 河原迫龍磨・仙波克也(編) 1999 生徒指導の基礎と展開 コレール社 教師養成研究会(編著) 2000 生徒指導の理論と方法(改訂版) 学芸図書
https://w.atwiki.jp/ritalin/pages/16.html
薬事・食品衛生審議会 医薬品第一部会資料 http //www.mhlw.go.jp/shingi/2007/10/s1017-5.html 医薬品第一部会 医薬品第一部会
https://w.atwiki.jp/kihonsho2/pages/22.html
【基本書】<基本書:商法・会社法> 【入門書・概説書】<入門書・概説書:商法・会社法> 【その他参考書】<その他参考書:商法・会社法> 【判例集・ケースブック】<判例集・ケースブック:商法・会社法> 【演習書】<演習書:商法・会社法> 【基本書】 弥永真生『リーガルマインド商法総則・商行為法』『同・会社法』『同・手形法・小切手法』有斐閣(2019年3月・第3版、☆2021年4月・第15版、2018年11月・第3版)……竹内門下。単一著者が商法全般を解説する数少ない基本書。全体的にコンパクトな記述と丁寧な理由付けが特徴である。内容も独自色は強くなく、通説に近い見解なので安心できる。冒頭に分析視座を提示しており、特に旧司時代には論文式試験向きだと言われていた。『会社法』の大きな長所の一つとして、概念の定義がきちんと書かれていることが挙げられる。例えば、株主総会決議における特別利害関係のある株主とはどのような者か、あるいは、利益相反取引における間接取引とはどのようなものか、他の基本書の多くは、いくつかの具体例を挙げるのみで、これらの定義がきちんと書かれているものは少ない。そのような中、本書のように概念定義が丁寧な本は、長文の事例から事実を拾い、一定の概念に当てはめなければならない新司法試験においても、大きな威力を発揮するであろう。A5判、200頁・538頁・318頁。 落合誠一ほか『商法I・II・III(有斐閣Sシリーズ)』有斐閣(I 総則・商行為:2019年3月・第6版、II 会社:2010年4月・第8版、III 手形・小切手:2018年12月・第5版)……東大系教授陣の共著によるコンパクトな教科書。IとIIIは司法試験対策としては充分な情報量がある。IIはさすがに薄すぎるためまとめ本としての利用が主である。3冊は著者が異なるものの、相互にリンクされており、共著による違和感などなく読むことができる。「Ⅰ 総則・商行為(第6版)」において、平成29年民法改正(債権法)、それに伴う商法改正と、平成30年の商法改正(運送法関連)が織り込まれた。四六判、368頁・378頁・432頁。 川村正幸ほか『コア・テキスト 商法総則・商行為法(ライブラリ 商法コア・テキスト1)』『同・会社法(同2)』『同・手形・小切手法(同 3)』新世社(2019年7月、2018年11月、2020年6月)……学修につき「コア」となる重要部分を重点的に解説する「コア・テキスト・シリーズ」の商法編。基本書と入門書の中間程度の情報量。A5判、232頁・192頁・304頁。 松嶋隆弘・大久保拓也編『商事法講義1-3』中央経済社(1 会社法:2020年9月、2 商法総則・商行為:2020年9月、3 支払決済法:2020年9月)……学部生向けに判例・通説を解説。将来に司法試験を受験する学生も視野に入れて執筆されている。A5判、376頁・188頁・200頁。 北村雅史・徳本穰・山下典孝・高橋英治編ほか『スタンダード商法I-V』法律文化社(Ⅰ 商法総則・商行為法:☆2022年4月・第2版、Ⅱ 会社法:☆2022年4月・第2版、Ⅲ 保険法:2019年2月、Ⅳ 金融商品取引法:2021年2月、Ⅴ 商法入門:2018年12月)……保険法も含めた商法全分野に渡る共著。読者として法学部生のみならず、経営学部等の他学部生も視野入れているため、記述は基本事項に重点を置いている。図表等を用いて、初学者にもわかりやすく解説している。平成30年商法改正に対応。A5判、256頁・348頁・286頁・226頁・208頁。 森本滋『会社法・商行為法手形法講義』成文堂(2014年4月・第4版)……1冊本。商法(会社法)の大家である著者が、ロースクール未修コースの講義で使用するため、商法全分野をコンパクトまとめたもの。山口青本や宇賀レインボーと相通ずるコンセプト。書名には商法総則と小切手法がないが、内容には含まれている。他の文献への参照がないなどの多少の癖があるものの、本文を追うだけでも一通りの内容が把握できるよう配慮されている。分量は全体で430ページ程度、会社法に限ると330ページ程度と非常にコンパクトにまとまっている。ただし、その性質上記述が薄く、初学者が本書単独で理解することは困難であるという声もある。もっとも、重要な論点は網羅しているため、まとめ本としては好適である。なお、同著者による会社法の基本書として『会社法講義』有信堂高文社(2001年3月)があったが、既に改訂されていないため、基本書で森本と言えば一般に本書を指す。A5判、468頁。 平出慶道・山本忠弘・田澤元章編『商法概論I』、『同II - 会社法 -』青林書院(2007年4月、2010年4月)……「商法概論 I」は、商法総則・商行為法、手形・小切手法を1冊に集約したもの。A5判、428頁・584頁。 <基本書:商法・会社法> 福原紀彦『企業法総論・総則(企業法要綱1)』『企業取引法(同2)』『企業組織法(同3)』文眞堂(2020年7月・第2版、2015年5月、2017年5月)……主として、1は商法総則・会社法総則、2は商行為法、3は会社法を取り扱う。「企業法総論・総則(第2版)」において、平成29(2017)年民法(債権関係)改正と同整備法制定、平成30(2018)年商法(運送・海商関係)改正、令和元(2019)年会社法改正と同整備法制定の内容が取入れられた。B5判、187頁・250頁・415頁。 畠田公明『商法総論・会社法総則』中央経済社(2018年1月)……法学部で学ぶ学生を対象とする商法・会社法総則のテキスト。A5判、232頁。 【入門書・概説書】 近藤光男編『現代商法入門(有斐閣アルマBasic)』有斐閣(☆2021年3月・第11版)……商法総則、会社、商行為、保険、海商、手形・小切手の基本的な仕組みを解説。商法全体にわたって基本的理解を得るのに最適。第11版で令和元年会社法改正に対応。序章+全6章。四六判、400頁。 ☆小柿徳武・原弘明・伊藤吉洋『基礎から学ぶ商法』有斐閣(2022年5月下旬予定)……四六判、350頁。 山下眞弘『はじめて学ぶ企業法』法学書院(2006年4月)……通説・判例をベースに商法全体(商法総則・商行為法・会社法・手形小切手法)の基礎知識と理論が学習できるよう解説したテキスト。A5判、344頁。 <入門書・概説書:商法・会社法> 楠元純一郎『サマリー商法総則・商行為法』『サマリー会社法』中央経済社(☆2021年3月・第2版、2016年2月)……枝葉は省いて基礎的所を厳選して解説。A5判、204頁・260頁。 永井和之編『ブリッジブック商法(ブリッジブックシリーズ)』信山社(2002年12月)……改訂が望まれる。四六判、320頁。 【その他参考書】 淺木愼一『商法学通論I-VIII〔全8巻〕、【補巻Ⅰ】― 商法の視座からの改正民法(案)』信山社(2010年4月-2015年10月、2016年6月)……体系書。『補巻Ⅰ』は、現在改正が論じられている民法について、商法、手形法、小切手法、会社法との関係を解説。A5変型判、408頁・336頁・392頁・432頁・368頁・349頁・320頁・396頁・280頁。 田村諄之輔・戸塚登・落合誠一編著『目で見る商法教材(「目で見る」シリーズ )』有斐閣(2003年4月・第4版補訂版)……B5判、120頁。 <その他参考書:商法・会社法> 金井高志『民法でみる商法・会社法』日本評論社(2016年9月)……序(民法から商法・会社法へ─民法の特別法として学習する意味)+全11章。A5判、268頁。 【判例集・ケースブック】 岩原紳作ほか編『会社法判例百選』『商法判例百選』『手形小切手判例百選』有斐閣(2016年9月・第3版、2019年6月、2014年11月・第7版)……会社法の収録判例数は104件。第3版からAppendixを新設(40件)。商法は全109項目(新規収録38件)の重要判例を収録。『商法判例百選』は、『商法(総則・商行為)判例百選』有斐閣(2008年12月・第5版)に新たに海商法の判例を加え、改称・改訂したもの。また、民法(債権法)改正に伴う平成29年商法改正、運送・海商法制を120年ぶりに見直した平成30年改正に対応。手形小切手は100件を収録。B5判、240頁・226頁・208頁。 山下友信・神田秀樹編『商法判例集』有斐閣(2020年10月・第8版)……商法全分野(会社法、商法総則、商行為、手形・小切手など)の判例集。解説は短めだが、判旨の引用は百選よりやや長い。第8版において、旧版(2017年10月・第7版)の収録判例を見直すとともに新判例が追加された。全5章。A5判、606頁。 弥永真生『最新重要判例200 商法』弘文堂(2010年3月・第3版)……コンパクトに会社法、商法総則・商行為、手形小切手法の判例を解説している。タイトルは200だが、第3版では222判例を収録している。B5判、252頁。同『会社法新判例50(ジュリストブックス)』有斐閣(2011年7月)は、ジュリスト連載の判例評釈を単行本化したもので新会社法下で出た重要判例を一応網羅している。1つの裁判例を4頁にまとめ、事実・判旨・解説という構成でコンパクトに解説。A5判、232頁。 <判例集・ケースブック:商法・会社法> 小塚荘一郎編著『ケース会社法-会社法判例・資料集』『ケース商行為法-企業取引法判例集』商事法務(2008年10月、2007年4月)……ケースブック。A5判、584頁・337頁。 【演習書】 黒沼悦郎編著『Law Practice 商法』商事法務(2020年3月・第4版)……重要判例をベースにした基礎的な問題集。分かりやすく丁寧な解説が付せられており、取り組みやすい。第4版は、令和元年改正会社法を踏まえた改訂版。「株主総会の権限」、「利益相反の特則としての補償契約」、「取締役の解任」の3項目が新たに追加され、判例と文献がアップデートされた。執筆者(中東正文・福島洋尚・松井秀征・行澤一人)。A5判、388頁。 加美和照編『商法1・2(司法試験シリーズ)』日本評論社(1 会社法:1993年9月・第3版、2 総則・商行為法・有価証券法:1993年10月・第3版)……1の会社法については、旧法のものであるため、注意されたい。B5判、頁・頁。 <演習書:商法・会社法> 石山卓磨『石山教授の新会社法 論文演習』辰已法律研究所 (2007年3月) ……短文の事例問題・一行問題集。初学者向け。会社法の問題33問、商法総則・商行為の問題4問。そこそこの長さがある事例問題は19問。論点の網羅性は比較的高い。参考答案は一通のみ。 酒巻俊雄・尾崎安央編著『新版基本問題セミナー1 会社法』、酒巻俊雄・栗山徳子編著『同2 商法総則・商行為法』成文堂 (いずれも、2005年4月) ……2は、商法総則、商行為法の重要項目を取り上げ、各項目ごとに基本問題、派生問題、および関連問題の三段階に分けて検討を加え、理解を深めることを目的とするセミナー形式の演習書。92年一粒社刊「総則・商行為法」の改題改訂。A5判、516頁・370頁。 → このページのトップ:商法(全般)に戻る。 → リンク:商法(会社)、商法(企業取引)
https://w.atwiki.jp/open-skill/pages/71.html
議事録0302 前回までのおさらい Twitter活用事例(ストーリー)を1000集めている間に、初心者の支援を目的としたオフ会(イベント)を計画する。 東京以外の地域の皆さんも参加できるよう、UST、スカイプの他、他地域での同時開催の提案あり。 全国で同時開催するTwitterイベントは未だにない試み。 大阪、名古屋、福岡と、協力者が手を挙げている。 同時開催する会場数 Twitterのつぶやきだけならいくつの拠点で同時開催してもハッシュタグを使ってまとまりますよね。 各地域の皆さんが自分の事務所を提供して少人数でも集めて参加するようなことは可能か。 メイン会場という考え方が合わない。 オフ会という趣旨からできるだけ多くの人と同じ場所で集まった方がいい 状況によっては小さな集まりも必要か 会場を複数用意するというのは、皆さんが集まりたいから 一か所を皆で見るなら集まらなくてもできそう 配信などの技術に詳しい人をできるだけ各会場に配置するために、関東、中部、近畿、九州と、地方毎に1拠点くらいが現実的か 少人数の拠点多数よりも、大人数の少数拠点の方が、そのあとの懇親会も盛り上がりそう 会場の仕様 会場毎にUST1回線とスクリーンを準備。 Usteram配信 USTで例えば5か所で同時にライブ中継したら、全部見るのは難しいか。 USTについはいくつかPCを持ち込んでマルチスクリーンか USTは撮影側(音声含む)のスキルとか、そもそも見ている側が5カ所同時中継を受け入れられるキャパが持てるのかが心配 手の込んだ事をすればするほど、会場毎の負担が増えるのでシステムはシンプルな方がいい 物理的に参加できない皆さんは、ご自宅などで視聴することになる 東京だけマルチスクリーンを用意して、一つのメインカメラで全部画面経由で中継? 同時にお互いを見るという事?それとも一カ所をみんなで見ると言うこと? Skypeならいくつかの会場を同時には可能 USTの場合マルチタブで切り替えながらならいっぺんにでなくても同時は可能。ただ、マシンパワーとネットの回線の太さにもよりる。 USTは見ている側では動画と、それに伴うつぶやきの両方を追う必要があって情報量がとても多い 他方、配信した動画をみている人から「こっちのつぶやきは見ないダダ漏れか?」という声もあり 初心者支援という目的から照らせばUSTはあくまでも副という仕組みがよい ustの問題は遅延。音声が遅延すると議論がかみ合わなくなる。 今回の場合はTwitcastingがベターか 技術的な分部と全体の進行管理的な分部は、各会場のキーパーソン同士が打ち合わせする 本当に音声のループはやっかい。個別に見ても問題が起きる可能性があるので、映像とTLだけのほうが安全 運営形式 分散会形式で会場ごとにテーマを決めて1時間くらいで勉強会?したあと、発表。 発表する会場のUSTを他の会場はスクリーンで閲覧。 各拠点のキーパーソンが事前に打ち合わせをする必要あり 打合せはTW、Skypeで可能か 講師を立ててお勉強するのか、現時点で集まっている活用事例の発表をするのか、初心者の質疑応答? 話の中心は各会場でのリアルな会話をメインに置きたい 講義形式は一方向性すぎて魅力が小さい 今回の趣旨は事例紹介なので、それぞれの地点で個別にまとめ、それを最後にUSTで発表しあうのはどうか 活用事例の発表と初心者の質疑応答というメニューでいいか 全体進行役を立ててはじめの説明と問題提起を行いその後は各会場の座長に仕切りをお願いするという形式がやりやすい 各地座長が中心に、意見交換や事例紹介しながら参加者の課題や抱えている問題を解決して、それ自体を今回の「事例」にしたい 各地座長の方々には基本的なフローだけを共有していただく 出てきた具体的な問題に対するみんなからの解決策を、事例形式で抽出するといいか 質問が呼び水になってこんなことあった、みたいな話ができるか ファシリテーションが肝 人数が多すぎると議論にも質問にもならなくなる 単純でかつ結論が出ないようなテーマで、おおまかなシナリオは仕切り側で事前に煮詰めておくことが必要 全体進行役は始めだけではなく途中経過もいれてほしい。各会場がばらばらにならないように。 進行役、サブ、技術担当の3人は決めたほうがいい 開催日 4月24日(土)PM7時~9時です。懇親会など、その後の計画は各会場にお任せで。
https://w.atwiki.jp/sidouan/pages/19.html
中学数学の指導案・授業案のリンク集part2 ④学習指導案データベース 岩手県立総合教育センターによるデータベース。176件の事例があります。 ⑤「わかる授業創造プラン」学習指導案データベース 岩手県立総合教育センター作成・運用。16件あります。 ⑥学習指導案例集 広島県立教育センター。9件あります。 確かな学力を育てる数学科の学習指導―補充的、発展的な学習を視野にした指導と評価、評価問題 中学1年編 [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 確かな学力を育てる数学科の学習指導―補充的、発展的な学習を視野にした指導と評価、評価問題 中学3年編 数学的な考え方の具体化と指導―算数・数学科の真の学力向上を目指して (数学的な考え方とその指導) 中学校新教育課程 数学科の指導計画作成と授業づくり